慌てることを味方にし、できないことを追わないように

 あえて慌てるようにしてみる。これまで自分は慌ててしまうことを悪いことだと思っていた。みっともない姿になるし、できも悪いものになってしまう気がした。ただ、落ち着いてやろうとすると、とりかかりが遅くなってしまう。変に時間をかけてしまい、生産量が少なくなってしまう。それであれば、慌てるようにまず自分を仕向けて、そのあとのフォローを厚くしたり、肝心なところは集中力をたかめるなどの方法をとるのがいいのではないか。今はそう考えている。昔は脳は冷静に、体は急いでと考えていたが、今は逆に、脳を慌てさせて、体を落ち着かせるというやり方でどうかと考えている。

 きっと慌てているときに自分は嫌いじゃないのだろう。そのことに集中できているのは確か。頭の中がそれだけになっているから。達成感をかんじる。生産量も多く、これだけのことができたと思えるのもあるのだろう。

 頭の回転が早いというか、いろんなことが思い浮かんでしまう。それゆえに焦ってしまうところはあるが、それをメリットにしていくしかない。人とは違うところはうまく生かしていけばいい。できないことで勝負するのではなく、できることややりたいことを伸ばしていこう。それを役立てるのは戦略であったりプレゼンであったり。要はやりようによっては、頭を使っていけば、自分のできないことを無理に埋めなくてもいいのではないだろうか。自分が持っているものは、他人がもっていないもの。そこに自信をもてばいいいのではないだろうか。羨んで自信を無くすのはやめにしよう。うまく生かせば、多くの人が喜んでくれるはず。そのためには頭を使わないと。勉強するのは嫌いじゃない。これも一つのいい特徴であろう。