書く理由と周囲の目

 まずはブログを書いてみる。今までもこうやって日記を書いていたことがあったが長続きしなかった。続いても3か月ぐらい。でも書いていたころは充実していた気がする。生活そのものが、というより自分が何をやっていたのかが形になっているからであろう。読み返すことはほとんどない。でもそう思う。ゆっくり読み返すのも時間がかかってしまうし。

 日記を書くのは10分と決めた。その間に思いつくままに書いてみよう。10分に決めないと、何を書いたらいいかを悩んでしまう。こんな表現がいいかなみたいに些末なことで文章が出てこなくなってしまう。長い文章を書くのが苦手だ。というより、文章の終わり方をどうすればいいかを迷ってしまう。書いていても話していても思う。

 きっと格好をつけているんだと思う。自分がどう見られたいか、むしろどう見られたくないかをすごく気にしている自分がいる。そんなに自分のことが気にされているわけではないのに。人からどう思われているかをすごく気にしている自分がいる。これはいじめられていた経験があるからだろうか。それとも周りのことを過敏に気にしてしまう自分の傾向だからだろうか。周りのことが気になって自分のことがおろそかになってしまう。周囲の雑音が頭の中を飲み込んでしまう。自分のことを考えるスペースがなくなってしまうというか。

 そんな自分の性質があるので、こういったブログが必要なのかもしれない。自分がどう思っているのか、それを自分一人で書いていく。ここまで書いて、こんなことを思っているのかと客観的に見て驚く。文章を何も考えずに書くと、これだけの量を10分で書けてしまうのだ。驚く。いつも悩んでいる自分は何なのだろう。