視覚を閉じる大事さとクリエイター気質の保持

 視覚以外を使うように心がける。視覚を使うときは集中しているときで、それ以外はリラックスしているときだと思う。視覚を使いすぎると顔が怖くなってしまう気がする。仕事に集中していると眉間に皺が寄ってしまう。笑顔がなくなってしまう。パソコンを見る作業が多くなっているからかもしれない。人を寄せ付けないオーラが出てしまっている気がする。人に気軽に話しかけられるように心がけたい。笑顔であったり雰囲気であったり。

 grapevineのライブに行って、非常にいい時間を過ごした。久しぶりにお酒を飲んだ。普段は飲まない分だけ、こういう時に飲むビールがとても贅沢に感じる。おかげなのか、感覚がより鋭くなっていた気はする。ライブに行くときは、なるべく頭を使わないようにしている。コックピットを頭から心臓に乗り換えるイメージ。胸や腹を意識して聴く。体全体で音を受け止めるように。目を閉じることも多く、半分くらい目を閉じていた気がする。目を閉じて視覚以外を使って音に触れる。音に合わせて手を動かす。まさに音に触っているイメージ。これ以上ない贅沢な時間だと思う。

 こういった機会はすごく必要で、非日常を感じることが大事なのだろう。忘れがちになってしまうし、忙しいと後回しになりがちだけど、きっと意識して取らないといけない時間なのだと思う。クリエイター的な面や、アーティスティックな面を大事にしてあげよう。自分の中でとても大事な部分で、愛でてあげないといけない。仕事では使わないけれど、自分を作り上げているとても大切な部分だと思う。自分自身が守らないとなくしてしまうかもしれない。照れることなく、自分の核であることを心に刻もう。